摩利支天 / Marici(マリーチ) | |
【読み】まりしてん
【別名】− 【住処】− 陽炎・陽光の化身である女天。梵天の子であると言われる。 陽炎は実体がなく捕らえることが出来ないという性質から、『傷つかないもの』の象徴とされ、日本の武士の間では勝利神としても信仰された。 尚、武士の信仰を集めたことから男神としての作像・作画も多く遺されているが、本来は女神である。 |
韋駄天 / Khartikeya(カルティケーヤ)・Skanda(スカンダ) | |
【読み】いだてん
【別名】塞建陀・私建陀 【住処】− 伽藍の守護神。また、子供の病気を取り除く神とも言われる。インド神話ではシヴァの息子とされる。 釈迦の涅槃に際し、捷疾鬼が奪った仏舎利を走って追い駆け取り戻したという伝承があり、足の速い神としても知られる。後に転じて俊足の代名詞ともなった。 |
舎脂夫人 / Saci(シャチー) | |
【読み】しゃしぶにん
【別名】帝釈天妃(インドラーニー) 【住処】刀利天・喜見城 帝釈天の配偶神。阿修羅王の愛娘ともされている。 帝釈天との結婚に際して戦争沙汰になったりしたが(詳細は阿修羅王の項参照)、結婚後は浮気性の帝釈天をなじっていたり、尻に敷いていたりもするようである。 |
荼吉尼天 / Dakini(ダーキニー) | |
【読み】だきにてん
【漢訳】辰狐菩薩・辰狐王菩薩 他 【住処】− 人々が悟りを開くのを助ける天女とされる。 元来は生きた人間を捕らえて喰らう女鬼神であったが、毘盧遮那如来に諭され『人の死を半年前に予知できる』という能力を授けられてからは、死人の肉だけを喰らうようになったという。 白狐に跨った天女の姿で描かれることから、日本では稲荷神信仰とも結び付き、狐を使役する福徳の女神としても祀られるようになった。 インド神話では、空を飛び人肉を喰らう、ある下級の女神の一群を総称してダーキニーと呼ぶ。 |
伎芸天 | |
【読み】ぎげいてん
【別名】大自在天女 【住処】− 伎楽・学芸を司る女神。 天女らと共に伎楽に興じていた大自在天の髪の生え際から生まれた、容姿端麗・伎芸第一の女天とされる。 尚、インド神話には伎芸天にあたる神の叙述が発見されておらず、仏教以前の出自は不明となっている。 |